術後服(エリザベスウェア)について
こんばんは!院長の野木です。桜も咲き始め、すっかり春の陽気ですね🌸 花見でも!といきたい所ですがコロナ禍であるため、ここは大勢集まる場所は控えて…通勤途中の車内から桜を愛でることにします♪ 昔、『桜咲いたら1年生〜』という歌がありましたが、今では、桜が咲いたら卒業シーズンですよね。長女が今年小学校に入学するのですが、入学式まで桜が残っていてくれると良いですが…。。
さて今回は、手術の後に着用する術後服についてご紹介したいと思います。今まで手術の後、傷口を舐めさせないようにするため、エリザベスカラーを着用する必要がありました。エリザベスカラーというハイカラな名前の由来は、ずはり16世紀のイギリスの貴族が着用していたヒダ状の大きな襟(えり)が由来です。イメージが湧きにくい方は、ぜひネットで検索してみてください!実は、このエリザベスカラー、着用されることを嫌がる動物も多く、特に猫ではこれを着用するとご飯を食べなくなったりする子がいるほどです💦

そんな時に活躍するのが、今回ご紹介するエリザベスウェアです‼️


カラー(襟)タイプではなく、ウェア(服)タイプになっているのです!もはやエリザベス感は全くないですが(笑)。猫の場合は、カラータイプよりウェアタイプより許容できることが多いですね!排泄も切り込みが入っているため可能です。手術の部位によっては、やはりカラータイプが必要にはなりますが。その場合は、硬い(ハード)材質のものではなく、やわらかい(ソフト)タイプのカラーを選択するのも良いかもしれませんね!術後はただでさえ痛みでストレスがかかっているので、出来るだけストレスを軽減させてやりたいですものね。犬用もモチロンありますので、手術の際は、ぜひご検討ください!その他、皮膚病の子用の皮膚保護服などもありますので、ご相談ください。
